こばやし方南町歯科かわら版 第3…
子供の発育に伴う咬合の変化 乳幼児発育段階について
乳幼児期の成長発育段階の口腔について説明します。
1) 生後6か月頃:歯肉堤の表面に凹凸ができ,乳歯の萌出が準備されます.
2)生後7か月頃:下顎の乳前歯・上顎の乳前歯の萠出が順次始まります.
3)生後11か月頃:上下顎乳前歯部の萠出が続きます.
4) 1歳11か月頃:第2乳臼歯を除き,萠出が終わります.この頃から筋肉や顎骨の発育が活発となり,強く咬合ができる様になります..
5) 3歳6か月頃:20本の乳歯が萠出し,乳歯列が完成し咬合が安定します.
6) 6歳前後:上下顎の第1大臼歯の萠出が始まり,下顎乳前歯部の脱落がみられはじめて,乳歯と永久歯の混合歯列へと移行します.
最新 小児歯科アトラス より転載